カナダ留学 〜留学エージェントの選定〜

こんにちは、ヴァイオレットです。

留学を検討しはじめた時、まず最初に思いつくのは「留学フェア」だと思います。いろんな国の留学フェアがありますが、私は日本のエージェントは利用せず、全部自分でカナダ留学の手配をしました。今回は、自分で何を手配すればいいのか、自分で手配するメリット/デメリットなども含めて、私が実際に行った手続きなどをご紹介しますね。

留学エージェントの選定

留学エージェント

日本にも現地にも、必ず留学エージェントがいます。どちらも日本人が経営している留学エージェントです。では、どういったメリット/デメリットがあるのか見てみましょう。

<メリット>

日本の留学エージェントの場合

日本にいて留学に必要な手続きや下記もろもろの特典があり、日本であらかじめ用意していくことができるので親の目から見ても安心感があります。留学エージェントと直接やりとりができるし、留学資金の支払いも日本でできるのが特徴です。

  • 語学学校の契約
  • ホームステイ先の選定
  • 海外滞在中の保険の申し込み
  • 出国前の英語サポート

現地の留学エージェントの場合

現地留学エージェントを利用するメリットには下記があります。

  • 留学エージェントの使用料が無料
  • 現地の海外滞在保険に加入可能(留学生用の現地保険あり)
  • ホームステイ先のみの申し込みが可能
  • 現地でトライアルを受けてから自分にあった語学学校の申し込みが可能

現地の留学エージェントは、留学生を紹介した語学学校からマージンを得て経営しているため、エージェント使用手数料を学生から取ることはありません。留学エージェントがしているのは、留学生から語学学校の授業料等を一旦預かり、そこからマージンを引いた金額を語学学校に渡すことです。

日本にある留学エージェントで申し込むと手数料が10〜20万弱ほど必要になりますが、その経費が節約できるのが最大のメリットになります。その節約分を留学中の滞在費やその他に必要なものにあてることができるからです。

また、現地で困ったことが起きた時には、直接相談にいくことができるのも大きなメリットです。

<デメリット>

日本の留学エージェントの場合

以下のデメリットがあります。

  • 現地サポートが弱い(困ったことが起こってもすぐに相談できない)
  • 海外滞在保険が現地留学生用の保険に比べて若干高い
  • 語学学校が合わなくても学校を変更できない

実際に私の周りで日本の留学エージェントを使用した人は、困ったことが起こってもすぐにサポートしてもらえず、困り果てて、最終的に現地の留学エージェントに切り替えたという人が何人かいました。

また、トライアルなしで語学学校を必ず日本で決めて申し込まないといけないので、現地に着いて学校があわないとわかっても変更することがほとんどできません。

現地の留学エージェントの場合

現地の場合は、以下のデメリットがあります。

  • 留学エージェントとのやりとりがEメールのみ
  • 見知らぬ留学エージェントに海外送金をしなければならない。
  • ホームステイ先を手配してくれているか不安

ということが挙げられます。実際に会って話をすることができないため、出国前の安心要素が少なく、詐欺にあわないかなどの不安がつきまといます。

現地留学エージェントを使う理由

出国前の安心は実際に現地につくと役に立たないということを身を以て体験します。留学先には、日本で会った留学エージェントの方は誰もいないのです。留学中に困ったことがあっても日本のエージェントは助けたくても、物理的に助けることができません。

また、留学しはじめの頃は知り合いもほとんど現地にいないのでかなり心細く感じるのが現状です。

ですが、現地の留学エージェントは最初はいろいろと不安に感じるかもしれませんが、現地にあるため、そのサポート力はかなり強いです。現地の留学エージェントを使用している留学生とも知り合えますし、留学生同士のネットワークもできるので、困ったことがあってもお互いに助け合うことができるし、現地滞在中の情報交換もできます。

現地で何かあった時に、すぐに助けになるというのはかなり大きなメリットです。だから私もはじめての留学でしたが、現地の留学エージェントを使用し、現地に慣れるまではとても助かりました。

現地留学エージェントを選ぶ際の注意点

現地の留学エージェントは場所によって複数ある場合があります。インターネットで検索できるので、良さそうなところを2、3ヶ所ピックアップし、Eメールで連絡してみると良いです。その中で、一番自分に合うと思った留学エージェントを使用すると良いです。判断基準は以下を参考にしてください。

コンサルテーションの質

私の場合は、あらかじめ気になる語学学校がいくつかあったので、その件プラス、他にもおすすめの語学学校がないかEメールで複数のエージェントに連絡しました。その中で、一番親身になって回答してくれて、かつ自分に合う語学学校や語学プログラムを提案してくれたエージェントを選びました。現地に慣れるまではお世話になるエージェントになるので、親身になって話を聞いてくれる人が良いです。

また、希望する学校のメリット/デメリットも隠さず教えてくれるエージェントの方が良いです。物事は必ずいい面と悪い面があるので、良い面しか言わないエージェントだった場合は、悪い面がないのか突っ込んで聞くことも大切です。

語学学校の情報量

留学エージェントによっては、語学学校の情報量が少ない場合があります。それが悪いわけではありませんが、情報量が多いにこしたことはありません。少なとその分自分の選択肢も狭まります。親身になって話を聞いてくれる留学エージェントであれば、希望する学校にも掛け合ってくれる場合もあるので、臆せず、相談するのが良いです。どのみち語学学校からマージンを得るはずなので、遠慮する必要はありません。

利用している留学生の人数とタイプ

オフィスに留学生があまりいないところは、出来立てほやほやのエージェント、または何かしらの理由で留学生が嫌厭している可能性があるので、お話はしても、すぐに契約するのではなくちょっと様子をみた方が良いです。数回オフィスにいっても同じ状況であれば、他のエージェントをのぞいてみた方が良いです。また留学生の目的によっても使用するエージェントが異なる場合があるので、自分と同じ目的の人が多数利用していれば、そういう情報をたくさんもった留学エージェントである可能性が高いです。

オフィスが留学生のたまり場になっているような留学エージェントは、知り合いもできやすいし、情報交換もしやすいので、おすすめですね。

留学エージェントの選定 〜まとめ〜

  1. 日本と現地の留学エージェントがあり、どちらも日本人が経営している
  2. 日本の留学エージェントは現地サポート力がちょっと弱い
  3. 現地の留学エージェントは現地の知り合いができやすく、留学中情報交換ができる
  4. 複数の現地の留学エージェントの中から自分にあったところを選ぶ

はじめての留学だと現地の留学エージェントを使用するのは敷居が高いかもしれませんが、海外にでてしまえば、頼れるのは日本にいる人達ではなく、現地にいる人達です。留学前から現地の知り合いをたくさんつくるつもりで、どんどん現地にコンタクトを取りましょう!

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