カナダ:ウィスラー短期留学(3)

こんにちは、ヴァイオレットです。

カナダのBC州にあるウィスラービレッジへ初めて海外留学にいったお話の続きです。ここでは、ホームステイ滞在中にどういう経験をしたのかをご紹介します。

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ウィスラー留学生活(1回目) – ホームステイ

 ホームステイ到着

本来ならステイする留学生が到着する日にホストファミリーが揃って待っていてくれるのが通常かと思いますが、私の場合は、最初からイレギューラで、到着した時は、ホストファミリーの両親は旅行で不在、子供2名が出迎えてくれました。

そうなのです、平気で旅行にいってしまいます。でも、未成年の子供を家に残していくのは虐待など法律にふれるため、夕方に彼らのおばさんとその彼氏が到着し、子供たちの親が帰ってくるまで、私含めて2,3日ほど面倒みてくれました。

海外では、到着当日からこんなことも平気で起こるので、こんなもんかと気長に構えましょう。お金を払っているからといって、日本のようにちゃんともてなしてくれるわけではありません。

ステイ先のお家の環境

ステイ先のお家の環境は、その家族によってまちまちです。家族と相性が合うかどうかも会ってみるまでわかりません。なので、日本で聞くような留学体験でホームステイ先での凄く良くかかれた体験記などありますが、正直、過度の期待はしないことです。

昔はボランティアで受け入れなどしていたようですが、今では空き部屋を有効に使うためのビジネス手段といった方が良い状態です。留学生に興味があるステイ先に当たるとホストファミリーと楽しく過ごせるかもしれませんが、相性が合わないと1週間も経たずに別のホストファミリーに移るということも発生するのが現状です。

ビジネス化されてきていることもあり、

  • ベースメント(地下階)の個室
  • ベッド
  • 学習机
  • バスルーム(シャワー、トイレなど)

が、必ず与えられることになっています。

ホームステイの料金は、滞在先の物価や滞在期間、食事付きの有無により大分ことなりますので、ホームステイを申し込んだところで確認してください。

ちなみに、ウィスラーは2010年のオリンピック前で、1ヶ月(3食付き)で$800(CAD)でした。1週間が一番割高で$250(CAD)〜$300(CAD)くらいでした。リゾート地のため、バンクーバーなどの都心部に比べて少し割高です。

ステイ先の食事事情

カナダの場合は移民の国といわれるだけあって、ホストファミリーも白人家族から、アジア系(フィリピン、中国など)、インド系、イタリア系といろいろあります。食事付きで滞在を申し込んだ場合は、ホストファミリーの出身国の料理が中心になります。

でも大体は以下のような食事内容になります。

  • ブレックファースト:トースト、オンレンジジュース、ベーコン、エッグ、など
  • ランチ:サンドウィッチ
  • ディナー:ホストマザーが作る手料理

食事付きだからといって、3食必ず用意してくれるわけではありません。ブレックファーストと学校に持っていくランチは自分で作って用意し、夜はホストマザーの手作りなど、その家のルールがあるので、それに従うことになります。自分で作る場合は、食材はホストファミリーが買って用意してくれるので、必要なものを伝えるとキッチンに用意してくれます。

稀に3食付の料金を支払っているのに、食事を用意しないホストファミリーに当たるケースがあるそうですが、その場合は、遠慮なく申し込んだところにクレームをいれてホストファミリーを変えてもらいましょう。

ホストファイミリーとの相性

ホストファミリーも人間なので、好き嫌いがあります。また、人種によっても差別が会ったります。そこに各個人の性格が加わるので、うまく付き合っていける人とそうでない人に分かれます。

生活習慣なども異なるため、相手の様子を見つつ、自分を出してければ良いのかなと思いますが、日本人の性質上、オープンになれと言われてもなかなか難しいかもしれません。

努力しても、滞在先のホストファミリーと相性が合わない、もうだめだと思ったときは、それ以上無理せず、ホームステイを申し込んだところに伝えて、ステイ先を変更してもらいましょう。せっかくの海外留学が、嫌な思い出でいっぱいになってしまうと、高くない料金を支払っているので、もったいないです。

滞在期間が1週間と短い場合は、滞在先確保の方が時間がかかるため、我慢するケースが多いかもしれませんが、ドミトリーが空いているとそちらへ移動させてくれることがあるので、1度は相談してみることをおすすめします。

滞在先を変更した場合の料金は、必ず確認した上で、納得してから行うようにしてください。思い込みで話を進めてしますとトラブルのもとになるので、どんな些細なことでも確認してクリアにしてからの方が良いです。

ホームステイのまとめ

  1. 相性の悪いホストファミリーがあたることがある
  2. ホストファミリーと相性が悪いと感じたら、申し込み先に相談することも必要
  3. ホストファミリー全員が必ず暖かく出迎えてくれる訳ではない
  4. 滞在タイプには、食事付きと食事なしがある
  5. 食事付きのホームステイでも必ず3食ホストマザーが作ってくれるわけではない
  6. 食事の内容は、滞在するホストファミリーの出身国により異なる場合がある

カナダは移民の国なので、ホストファミリーの出身国によって、食事がエスニックになったり、アジア料理になったり、アメリカン系の食事内容だったりとかなり異なります。ステイ先ではそういった部分も全部含めて、相性の良いホストファミリーに当たると、留学生活は楽しいものになります。ですが、相性が悪いと生活するのが辛く感じるので、ある程度頑張ってみてもダメそうであれば、周りに相談するのが良いです。

異国の地で、ただでさへアウトサイダーなので、ホストファミリーにだけに頼らず、快適に過ごせるよう自分でも工夫することをおすすめします。

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