カナダ:長期語学留学(2)

こんにちは、ヴァイオレットです。

留学資金を調達し、再びカナダに戻り、ウィスラーでゆっくり春スノボで過ごしたあと、バンクーバーで再び公立の語学学校に戻り留学生活を再開しました。学生として滞在するので、学生ビザの取得についてをご紹介します。

  • 現地で必要な資金の準備については、こちら

長期留学:シアトルで学生ビザの取得

学生ビザの取得

公立の語学学校にはプログラム参加できるタイミングが決まっているため、一旦観光ビザで入国してから入試日までウィスラーに滞在しました。入試に合格し参加するクラスが確定したら、学校で学生ビザの取得に必要な以下の準備を行います。

  • 学校に学費を支払う
  • 在学証明(Attendance Letter)を発行してもらう
  • 学生書を発行してもらう

上記の準備ができたら、今度はアメリカにあるカナダ総領事館へ行く準備を行います。

  • シアトルまでの高速バスの予約(往復)
  • ホテル、または宿泊所の予約
  • カナダ領事館までの地図(所在地を確認しておくこと)
  • 現地通貨の準備(アメリカ入国および滞在費分)

一人で行く場合は、「ひとり旅に必要なもの 〜9選〜」も参考にしてください。特にパーカーとワイヤー付きの鍵が役立ちます。

当時、シアトル行きのバス会社は「グレイハウンド」のみで他社がなかったため、バラード通りのホテルが停留所になっていたので、ホテルの受付で往復券を購入し、バスに乗ってシアトルまで行ったのを覚えています。インターネットで簡単に調べられるので、バスで行く場合は、料金と停留所の確認も含め、検索してみてください。

上記準備ができたらバスに乗ってシアトルにあるカナダ総領事館へ向かいます。

注意:カナダ総領事館は所在地がよく変わります。そして、午前中の特定時間しか窓口がオープンされないこともあり、前日入りしてよく朝一に大使館のドアに並び発行してもらいます。総領事館の所在地と学生ビザの受付時間を必ず確認してから行くようにしてください。

楽しいボーダー越え

国境のことをボーダーと言います。ボーダー越えは日本では体験できないので、カナダとアメリカのボーダー越えは、何回越えても楽しいかったです。是非、やてみてください。

それはさておき。。。

カナダからバスに乗ってシアトルの目的地に到着するまでに以下のことがあります。

  1. ボーダーに着くと一旦バスから降りる
  2. 入出国を審査する建物内に誘導される(自分の荷物は全て持って降りましょう)
  3. 空港で荷物チェックをするのと同じように、手荷物チェックがある
  4. パスポートなどもろもろチェックされる
  5. 入国の記録として写真撮影と指紋を採取される(※1)
  6. 3か月の滞在ビザ用の入国税(約6ドル)を支払う
  7. 乗ってきたバスに戻り、全員が揃うのを待つ

(※1) 国の情勢により審査内容も変わるかもしれませんので、入国時の審査官の指示に従いましょう。

アメリカへの入国目的を入国審査で聞かれるのですが、観光のついでにビザを切り替えるので、入国目的は「シアトル観光」にしました。

シアトルの停留所についたらまず自分がバスを降りた場所を覚えておきましょう。バンクーバーに戻る便がでるのも同じ場所になるからです。当時は、シアトルのシンボル:スペースニードルが近くにある停留所が乗降用になっていましたが、日本と違い、外国の場合は変更になることがあるので、必ず直近の情報を確認する必要があります。バスを降りた停留所に係員の人がいる場合は、翌日の出発場所が同じが確認するといいです。

カナダ総領事館で学生ビザの申請

到着1日目は、カナダ総領事館の所在地を確認してから、シアトルのパブリックマーケットやスターバックスの1号店に行ってみたりして、シアトル市内を満喫し、リラックスする時間を設けましたが、翌日早朝6時おきだったので、寝坊しないように早めに就寝しました。

翌朝は7時前にカナダ総領事館の前で並び(一番乗りくらいでちょうど良い)、学校で発行してもらった在学証明書を出して学生ビザを発行してもらいました。

学生ビザの発行後は、予約したカナダ帰国用のバスが出発するまでの間、シアトル市内にあるシアトル図書館やシアトル市内を再び観光して周りました。

当時のシアトルにはバイク警官がいて、地図を持っていると、「困ったことがあったら、いつでも聞いて!」(もちろん英語で!)と気さくに声をかけてくれましたね。

再びボーダー超えでカナダ入国

アメリカ側からカナダへ入国する際には以下のようになります。

  1. ボーダーに着くと一旦バスから降りる
  2. 入出国を審査する建物内に誘導される(自分の荷物は全て持って降りましょう)
  3. 空港で荷物チェックをするのと同じように、手荷物チェックがある
  4. パスポートのチェックとともに、学生ビザの発行をしてもらう
  5. 乗ってきたバスに戻り、全員が揃うのを待つ

学生ビザの発行に時間がかかるのですが、バスは全員が戻るまでちゃんと待ってくれるので、置いていかれる心配はありません。

無事学生ビザが発行されると1年間、学生として滞在が許可されますが、基本的に学生ビザでは就労できません。現在も、大学の学部生や院生の場合は、学業に支障をきたさない程度のアルバイトが許可されているのみだったと思いますが、念の為、カナダ総領事館のサイトで学生ビザについて確認はしてみてください。

シアトルで学生ビザの取得のまとめ

  1. 語学学校で必ず在学証明書を発行してもらう
  2. 学生ビザを発行してくれるカナダ総領事館の所在地を確認する
  3. 学生ビザを発行してもらうついでに観光も楽しむ
  4. カナダ総領事館で学生ビザを確実に発行してもらうには早朝1番に並ぶ
  5. カナダ再入国時に正式な学生ビザを発行してもらう

日本は周りが海に囲まれているため、県境超えしか経験できませんが、外国では国境超えが体験できるので、機会があれば、ぜひボーダー越えをしてみてください。とってもおすすめです。

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