旅におすすめの国 〜モナコ〜

こんにちは、ヴァイオレットです。

モナコといえば、カジノ、お金持ち、そしてセレブ、というイメージが強いですね。そんなモナコにも５日間ほどホテル滞在してみました。春先にいったので、天気の変化が激しかったように思いますが、異例だったとも後から聞きました。私が感じたモナコの印象を、ご紹介したいと思います。

モナコ(Monaco)

街の様子

街はとっても小さいです。王宮があるロッシュと言われるエリアを中心に海辺を見下ろすように広がっていて、坂がとても多いです。天気が良いとヨットハーバーがとても綺麗です。小さい国なのですが、建築物がとても美しく、王室のコレクションの博物館（切手、車など）などもあるので、いろいろと見て回れたので、退屈はしなかったです。王宮内部も見学できます。衛兵交代も行われるので、時間になると観光客が王宮前に集まり、交代の様子を見学することができます。ロッシュのエリアは小道がたくさんあり、レストランやお土産屋もあるのでおすすめです。観光ビジネスで成り立っている部分があるため、観光客と同じくらいビジネスで訪れる人も多いそうです。グレース・ケリーゆかりの日本庭園やバラ園があるのですが、とても綺麗にお手入れされてて、リラックスできますよ。

交通の便

モナコへの直行便（空港がない）はありません。なので、フランスのニース国際空港から、鉄道、バス、ヘリコプター、もしくはレンタカーになります。バスが一番安くて、本数は１時間に１〜２本くらいで、所用時間は２〜３時間程度だった記憶がます。モナコ行きのバスは乗客も上品な人が多く、危険を感じることはあまりなかったです。モナコの街中は、バスのルートが充実しているので、１日券を購入して見て回るのがおすすめです。観光名所もほとんどカバーされていたと思います。モナコグランプリが公道で開催されることでも有名ですが、道は細くもなければ太くもなく、車が行き違うのに必要な幅しかないため、歩道はとっても狭いです。突然スピードを猛烈に出す車が現れることがるので、道路を渡るときには十分に気をつけましょう。

飲食・レストラン

正直いって、見つけるのが大変です。土地勘がないとしんどいな〜と思いました。それに、一人ではちょっと入りにくいかもしれません。なので、私はパブで夜ご飯を食べたりしていました。近くにカルフールが入っているショッピングモールがロッシュのエリア付近にあるので、スーパーでデリを購入してホテルの部屋で食べたり、マクドナルドでモナコにしかないメニューを購入したりしていました。グランカジノのそばにあるカフェ・ド・パリは一人で入ってもゆっくりくつろげます。また、その近辺に公園とアイスクリーム屋さんがあるので、散歩しながらアイスクリームを食べるのもいいですね。

プロトコール（国際マナー）

モナコは上流階級の方が住んでいることでも有名ですが、観光客も多いところなので、一般庶民の人も世界各国から訪れます。そんなモナコでは、要所要所でマナーや身なり（服装など）や所作などがとても重要視されているように感じました。特にマナーが身についていない人＝教養がない人という考えがあるように思います。グランカジノやレストランは公共の場でもあるし、社交場でもあるので、観光だからと言って、軽装（Tシャツやジーンズ）で足を踏み入れるのではなく、男性だと襟付きのシャツやズボン、女性だとワンピースなどちょっとしたおしゃれをして行くといいと思います。それにプラスして世界共通のマナーを身につけていると、モナコという街をもっと楽しめるのではないかと思います。モナコだけではなく、ヨーロッパでもマナーは教養の一つとなっているので、とても大切なことなので覚えておくといいと思います。（ヨーロッパの方は、言葉を交わす相手の服装を必ずチェックしてますよ）

危険な場所

モナコは世界的に見ても日本と同じように安全といわれている街ですが、実際はそうは感じませんでした。他の国に比べれば、安全かな？という程度です。なので、気は許せません。建物の陰になるような場所やヨットハーバーなどは暗くて人気がなく、治安が良くなさそうな雰囲気があります。坂と階段が多い街なので、エレベーターが所々にあるのですが、大勢いれば大丈夫ですが、女性の場合は特に知らない異性と二人きりになるのは避けたほうが良いかもしれません。エレベーターの乗り降り口付近が死角になることもあり、ちょっと怖いです。変な路地にさへ入らなければ、特に問題はありません。夜も比較的安全ですが、22時以降に一人で歩くのはやめましょう。日本の次に安全と言われていますが、やっぱり外国です。