2014年12月に公開された「ストックホルムでワルツを」の映画をご存知でしょうか?映画の中でたくさんジャスが流れたのが印象に残っていますが、メジャーな映画館ではなく、ミニシアターで公開された映画でした。
スウェーデンに実在したジャズシンガーのストーリーなので、ご紹介したいと思います。
映画の詳細
タイトル:ストックホルムでワルツを (原題:Monica Z)
公開年:2014年12月
制作国:スウェーデン
主演:エッダ・マグナソン
オフィシャルサイト: http://stockholm-waltz.com/ (閉鎖中)
夢をあきらめずに追いかける、シングルマザー
ジャズが大好きで、歌うことが大好きで、家族にあきれられても、離れられていっても、決して放せない夢を持ち、人生に苦悩しながらも、夢を達成したサクセスストーリー。
スウェーデンに実在したジャズシンガー「モニカ・ゼタールンド」の半生を描いています。
名前:モニカ・ゼタールンド (Monica Zetterlund)
本名:モニカ・ニールソン (Monica Nilsson)
生年月日:1937年9月20日 (没:2005年5月12日 享年67才)
出身地:スウェーデンのヴェルムランド地方にあるハーグフォシュ
職業:歌手・女優 (特にジャズが有名)
夢に向かってひたむきに、そしてがむしゃらに頑張りたいという気持ちを奮い立たせててくれるような気持ちにしてくれたのを覚えています。
- 歌手として成功してもつきまとう苦悩
- 一人の母としての苦悩
- 一人の女性としての苦悩。。。
いろんな苦悩と向き合いながら、自分の人生を夢に向かってがむしゃらに、でも胸を張って生きた女性なのだと思います。
そんな彼女が歌ったジャズ。
こころにしっとり染み込むような、ジャスを知らなくてもすんなりと聞ける、でも知っているメロディーもある、そんなところがまた親近感をかもしだしている映画かなと思います。
映画のサウンドトラック
この映画で使用された曲を収録したサウンドトラックが作成されています。収録されている曲目は、以下の通り。スウェーデン語で歌ったアメリカ合衆国のジャズがなんとも言えない雰囲気を醸し出していて素敵な作品です。
- 歩いて帰ろう
- ヒット・ザ・ロード・ジャック
- モニカのワルツ
- 月光のいたずら
- イン・ゴング・イ・ストックホルム
- イット・グッド・ハプン・トゥ・ミー
- グローナ・スモー・アペレン
- トゥルベル
- ドゥ
- ベドランダ・ソマーヴァルズ(ブルースエット)
- 捧ぐるは愛のみ
- イ・ニューヨーク(テイク・ファイブ)
- モニカZ
※輸入版などがAmazonなどのネットストアで販売されています。聞いてみたいと思われた方は、そちらで内容をご確認してください。
まとめ
芸能の世界にありがちな波乱万丈な人生を送ったモニカ・ゼタールンド。夢は人それぞれですが、彼女の夢は少なからず彼女の家族に寂しい思いをさせることになりました。それでも、夢を手放さず、自身の人生を全うしたモニカ・ゼタールンド。
自分には夢があっても、そこまでしがみつけるのか。。。
この映画は、単にジャズの曲が素敵なだけではなく、彼女の人生を通して、自分の人生を振り返るきっかけをもらったような感じがする映画でした。
機会があれば、是非一度はみて欲しい映画の一つです。