こんにちは、ヴァイオレットです。
カナダのBC州にあるウィスラービレッジへ初めて海外留学にいったお話の続きです。私の留学は英語以外にスノーボードが目的だったので、その時のことについてどんな経験をしたのかをご紹介します。
- ウィスラーについては、こちら
ウィスラー留学生活(1回目) – スノーボード
チケットを購入するには?
ウィスラー・ヴィレッジの中心地には、ブラッコム・マウンテンとウィスラー・マウンテンに行くためのゴンドラが設置されている大きなベースがあります。インフォメーションセンターがあるので、そこでチケットを購入することになります。
注:チケットを購入しないと、山頂にあるベースへ行くゴンドラにも乗れません。
チケットの種類には大きく分けて以下があります。
- Early Bird (シーズンが始まる前に割安で販売されるシーズンパス)
- Season Pass (通常のシーズンパス)
- Spring Pass (春のシーズンパス)
- 1 Day Pass (1日利用券)
上記のようにいろいろと種類があり、その時のシーズンによってパスの種類が変わることもあるので、インフォメーション・センターで確認してから買うのが良いです。
ウィスラー・ブラッコムのゲレンデレベル
日本では、ウィスラーの名前を聞くことの方が多いように思いますが、現地では「ウィスラー・ブラッコム」と連盟で呼ぶことが多いです。というのも、2つの山で構成されたスノーリゾートでカナダでも人気&高価なリゾートで知られています。
ウィスラー・ブラッコムのゲレンデは、現地でも上級者が行く山として知られていて、下記のようになっています。
- ウィスラー・マウンテン(初級者〜上級者向けゲレンデ)
- ブラッコム・マウンテン(中級者〜上級者向けゲレンデ)
ウィスラーも上級向けのゲレンデですが、雪質が良いので、初級者でも全然楽しめます。日本の山と違って、滑って降りても2〜3時間ほどかかるため、山を自力で降りる自身がない場合は、山頂と地上を結ぶゴンドラで下山することができます。
注:ウィスラーとブラッコムともにゲレンデのコースが100種類以上あるため、迷子になる可能性があります。遭難者も多く、春になって雪が解けないと見つからないこともあるので、友達とはぐれたりしないように注意してください。コースマップは必ず持っておくようにしましょう。(役に立つかどうかは不明ですが、無いよりましです)
怪我をしたら?
現地で支払いをしなくてもすむように、事前に保険に入っておきましょう。通常の保険では、スノーボードで傷病が発生した場合、カバーしきれないことがあるため、スノポード時の傷病をカバーしてくれる保険を選ぶことが大事です。
怪我をしたら、診療所を予約し、保険を持って診察を受けましょう。先生はもちろん外国人です。通訳を用意してくれる時もあるようですが、私の時は、通訳を依頼したにも関わらず、連絡ミスで通訳者をつけてもらえなかったので、自力でなんとか伝えました。
市販で売っている電子辞書ですが、たくさん辞書が入っているわりに、医療用語をカバーしている辞書が少ないです。海外留学へ行く時は、いつ怪我をしたり、病気になったりするかわからないので、医療用語が入っている電子辞書を選ぶと良いです。
診療所では手に負えない傷病の場合は、ウィスラー・ヴィレッジ内にも大きな病院もあるので、そこへ紹介してくれるのではないかと思います。
ゲレンデのマナー
ゲレンデのマナーは日本のマナーとほぼ同じですが、タバコを吸う人はポイ捨てしないよう、携帯用の灰皿を持って行った方が良いですね。
リフトの長さ
日本と比べると乗っている時間が異様に長く感じます。10〜15分ほど乗るため、乗っている間に体が冷えて凍えそうになります。ゲレンデが大きいこともあり、リフト待ちで長時間並ぶということはあまりないです。
盗難防止
日本ではあまり道具を取られるなんてことはありませんが、海外では食事でレストランに入っている間に、道具を盗まれる、間違えて持っていかれる、などということが発生する場合があります。せっかくのスノーリゾートで道具を盗まれてしまうと、たのしめなくなってしまうので、道具を置いて食事に行く場合は、ワイヤー付き南京錠でロックできる場所であれば、ロックするようにしましょう。
スノーボードのまとめ
- チケットには種類があるので、滞在に適したものを購入する
- ウィスラー・ブラッコムは上級者向けの高級スノーリゾートとして現地でも有名
- スノーボードの傷病をカバーできる保険に加入すること
- 医療用語をサポートしている電子辞書が便利
- 道具の盗難には気を配る必要あり
ウィスラー・ブラッコムは雪質がよくパウダースノーのため、転んでも気持ちが良いです。スピードを出すと気持ちが良いので、ついついオーバースピードになることがありますが、怪我をすると大変なので、スピードを出すのはほどほどにした方が良いです。
また、ゲレンデが山頂にあるため、体調がよくないと、軽い高山病の症状(吐き気や熱)が出る場合があるので、無理はしないようにしてください。